ようやくDistributionの章、50ページの24ページにたどり着きました。集中して読める環境が欲しい(苦笑)
Program Portalの左欄Distributionの説明で、App StoreやAd Hoc経由で配布するためにアプリケーション提出する方法を解説しています。この作業ができるのはTeam Agentだけだそうです。
ここではiPhone Distribution Certificate(iPhone配布証明書)なるものを生成するように書いています。
iPhone Distribution Certificateを請求するために、先の項目でキーチェンアクセス.appを使って作成したCSR(Certificate Signing Request)を使用します。
これ以降に'Generating a Certificate Signing Request'と'Submitting a Certificate Signing Request for Approval'、'Downloading and Installing iPhone Distribution Certificates'、'Saving your Private Key and Transferring to Other Systems'に書かれている内容は、開発Certificateを入手するときの作業とほとんど同じです。
この次の二つの小項目ではApp Storeで配布する方法とAd Hocで配布する方法を紹介しています。
開発用Provisioning Profileと、App Store配布Provisioning Profile、さらにAd Hoc配布Provisioning Profileはそれぞれ異なるそうです。
以上でようやくXcodeを使って配布用のビルドができると書かれています。'Building your Application with Xcode for Distribution'に書かれている内容に沿ってProject Infoの設定などを行います。
先の開発用Provisioning Profileでも書かれていましたが、複数のアプリケーションを配布するにはアスタリスク( * )を使って設定することになるようです。既存のProvisioning Profileを消去するなど、面倒な作業が必要だそうで'Building Multiple Apps for Distribution and Validating Your Distribution Builds'と'All Distribution Methods'に色々と書かれています。
次にiTunes Connectに関して解説しています。 iTunes ConnectはApp Storeでのアプリケーション販売の登録や管理をするためのWebベースのツールで、Team Agentは契約の確認やユーザの管理、バイナリやメタデータ、assetの申請ができます。
Team AgentはProgram Portalの左欄にある'Distribution'項目内にiTunes Connectへのリンクがあり、そのログインページにジャンプしますので、Program Portalで使用しているApple IDとパスワードを入力してログインします。
ここで、iTunes Distribution Terms & Conditionsの再確認が求められるそうですが、わざわざ 'Distribution Terms & Conditions'と小項目を設けて、会社に法務部があれば確認するように書いています。
次に、登録に必要なメタデータを用意するように書いて、16の項目を列挙しています。さらにiPhoneなどのホームスクリーンとApp Storeに表示するために二つのアイコン(57 x 57と512 x 512 ピクセル)と、商品解説用のスクリーンショットなどを準備するように書いています。スクリーンショットは垂直(320 x 460)と水平表示(480 x 300)が利用できステータスバーを入れないように言っています。最初からステータスバーがないフルスクリーンでは320 x 480で登録できるそうです。
以上で準備ができれば、ファイルをzipで圧縮して送信するようです。
次にAd Hoc配布ですが、Standardプログラム参加者はApp Store以外(outside of App Store)に100の装置に配布できるとしています。ここではAd Hoc配布用Provisioning Profileの入手とXcodeでの作業が解説されています。
ようやく、読み終わりました。仕事場の雑音が多すぎてエラク時間がかかりました(苦笑)
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